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『レ・ミゼラブル』を観た

2013年01月02日 21:59

                        (Please click this photograph)
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                             Les Misérables
 大晦日の夜、毎年の恒例で映画を観て過ごすことにした。 だが、今年のお正月映画、残念ながら私的には特に観たい映画が見当たらず・・・。 
 かつて、お正月映画といえば・・・2本も3本も観たい映画があったものだが、近年は観たいと思う映画が少なくなっているような。。。
 ってことで、私は “なんでもいいよ” と、選択権を同行者に一切お任せした。 そこで同行者がチョイスしたのが 『Les Misérables』 というわけだ。 その映画の名を聞いたとき、思わず ウッ。。。 と唸った。 何を隠そう・・・私はミュージカル映画が好きではない。 『サウンド・オブ・ミュージック』を唯一の例外として、ミュージカル映画で好きだと思えるモノがなく。 躊躇する気持ちはあったが・・・お任せすると言ってしまった手前・・・致し方なしの心持ちで映画館へと向かった。


   


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 この映画は、映像はリアリティーを追求したいかにも映画的画面なのだが、台詞のほとんどが歌。 映画の映像を使った舞台的ミュージカルの様で・・・映画が始まってからしばらくは、私がミュージカル映画が好きではない最大の理由である “歌っていないで・・・喋れよ” という思いで画面を見つめていた。 内心、まったく台詞がない映画で・・・最後まで観続けられるか・・・?と、思ったほどで。。。


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 ジャン・バルジャンを演じるヒュー・ジャックマンとジャベールを演じるラッセル・クロウの対決、なかなか見応えがあるのに・・・台詞が歌とはなぁ。。。 と、思っていたのだが・・・


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 アン・ハサウェイが演じるファンテーヌが娘コゼットのために髪を切って売り、奥歯を抜いて売り、ついには娼婦として客に体を売った後に歌うシーンから・・・俄然、映画に引き込まれていった。 アン・ハサウェイの表情、そして、ついには絶叫するかのような歌声に・・・ふと気づけば、ちょっと目が潤んでいて。。。 その辺りからは “だからミュージカル映画は・・・” という斜に構えた気持ちは消えうせ、フランス革命の後、王政復古して混乱する当時のフランスで必死に生きるジャン・バルジャンやコゼット、そして、社会の変革を叫ぶ学生たちの織りなす世界観に身を置くかのように画面を見つめ続けた。。。


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 アン・ハサウェイとヒュー・ジャックマンの熱演が光った。 歌にも聞き入った。 だが、コゼットに一目惚れした闘う学生マリウスを慕うエポニーヌが切々とマリウスへの想いを歌うシーン・・・ここもとても良かった。 聴いていて切なくなった。


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 遠い昔に原作は読んだ。 だから、この映画の結末は知っている。 よくよく考えてみれば、この物語のストーリー展開とリアルな映像をミュージカル仕立てではなく、台詞でリアルな映画にしてしまったら・・・重厚な映画にはなるかもしれないが、あと数時間で新しい年が始まるという大晦日の夜に観るには重過ぎる・・・かも。 結果として、この映画はミュージカルで良かったのだと思う。 そして、民衆は必ず立つと信じて死んでいった学生たちが、民衆の熱狂的な支持の中、バリケードの上で誇らしげに旗を振るラストシーンでは・・・心が揺さぶられて感動で目が潤んでいて・・・。 年の終わりに “いい映画を観たなぁ。。。” と、そう感じていた。 ミュージカル映画が好きではない私も素直に認めます。 素晴らしい映画だ。


                若者たちの 歌が聞こえるか?
                光求め高まる 歌の声が
                世に苦しみの 炎消えないが
                どんな闇夜も やがて朝が

                彼ら主の国で 自由に生きる
                鋤や鍬を取り 剣を捨てる
                鎖は切れて みな救われる

                列に入れよ 我らの味方に
                砦の向こうに あこがれの世界
                みな聞こえるか ドラムの響きが
                彼ら夢見た 明日が来るよ

                ああ 明日は


       


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コメント

  1. みみ | URL | ffVU29mw

    宝物

    表現者の力。
    音楽の力。
    歌の力。

    国境や言語の違い、わかるわからないなんて超えて、魂にドン!と響く感動。

    映画版の「レ・ミゼラブル」は賛否両論ある様ですが、舞台版の大ファンでもある私、映画版も大好きです。

    ヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェイ、素晴らしい。

    舞台版の脚本を大切に、ほぼ忠実に映画化してくれているのが、何より嬉しく思います。

    「贖罪」。
    生き抜いたジャン・バルジャンが召される時、「さぁ、重い荷物をおろして…」と迎えに手を引かれ向う先には、「生き直す道」を開いてくれた神父が微笑み待っている。

    私は、悲しみと感動と喜びで、涙が溢れて止まりません。

    静かに流れる「民衆の歌」
    劇中では鼓舞する内容の詞が、
    「彼等は神の庭で再び生きる。手には鋤や鍬を持ち耕し始める…」と歌います。

    人の宿命。
    善と悪。
    裏と表。
    ジャン・バルジャンとジャベール。

    どこに分かれ道が?
    どこから違う様に?
    考えます。

    最後に、舞台版のファンとして、ここはお勧めしておかなければならないDVDがあります。

    「レ・ミゼラブル イン コンサート The O2 25周年コンサート」

    何はともあれ、一見にしかず!
    後悔はしないはずですよ!

    長々と失礼しました(*^o^*)

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