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『ジャージー・ボーイズ』を観た

2014年09月30日 23:55

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                             『ジャージーボーイズ』
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 ふと・・・近頃、あまり映画を観に行っていないことに気付いた。 あまり観たいと思うような映画がないことが最大の理由だ。 どうも近年、足取り軽く嬉々として劇場に足を運ぶ映画が少ないような。。。 ハリウッドに企画が枯渇しているのが・・・理由なのかも。。。
 そんなことを思っていた折も折・・・イーストウッド監督の新作 『ジャージーボーイズ』 が公開になったので、公開日に出かけてみた。


   


 ニュージャージー州の貧しい町で生まれ育った4人の青年たちは、その何もないような町から飛び出すために音楽で名を成すという夢に向かって歩き始める。 何も持たない彼らだが、バンドのヴォーカリストのフランキーの天性の歌声と、思いを同じくするチームワークが育んだハーモニーがあった。 やがて彼らは ザ・フォー・シーズンズ というバンド名で 『シェリー』 という後世に残る名曲でヒットを生み、トップスターの座に登りつめていく。
 しかし、バンドメンバーの隠された不実や家庭内の問題などが・・・次第に彼らの絆を蝕んでいく・・・。


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 イーストウッドが60年代に数々のヒットを生んだ4人組グループ、ザ・フォー・シーズンズの栄光と挫折を題材にした舞台 『ジャージーボーイズ』 を映像化したのが本作だ。 イーストウッドにしては珍しい、エンーターティメントある映画だ。 ただし、決して単なる舞台のミュージカルの映像化ではなく、人間ドラマもきっちりと織り込まれている。 そのあたりは、さすがにイーストウッドだと感じる。
 ただし、これまでのイーストウッド作品の中では、かなり肩の力を抜いて、イーストウッド自身もどこか楽しんで作った作品ではないかと思う。 その証拠に・・・まったく予期せぬ形でイーストウッドもカメオ出演している。 なるほどぉ~そういう手があったかと・・・イーストウッドが登場したシーンでは、思わずニヤリとさせられた。


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 フランキー・ヴァリの美しいファルセット・・・アメリカでは、ビートルズ旋風直前までの人気はかなりのものだったらしい。 しかし、イギリスから登場したビートルズが音楽シーンを変えてしまい、フォーシーズンズは次第にビートルズ以降の新しい波に過去へと押し流されていく・・・。
 だが、彼らが残した数々の名曲は、時代を超えて、今を生きている。 何年も疎遠になっていた彼らが、オリジナルメンバーで舞台に立つことになった夜・・・再会した彼らには、多くの言葉は必要なかった。 時を越えて共有し続けている数々の曲があるから・・・。
 タッチの違う映画を作っても・・・やはりイーストウッドの作る映画にハズレなし・・・そう思わせる作品だ。

 映画では、出演者が実際に歌っているのだが・・・本物のフランキー・-ヴァリの歌声で 『君の瞳に恋してる』 を。。。 美しい歌声、美しい曲だと思う。


   


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